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墓石を建てる時期

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供養の心が墓石を建てる時期です。

特別な決まり(法律)はありません。大切なのは供養の心です。思い立ったが吉日でよいと思います。 一般的には、四十九日、百ヶ日、月忌、一周忌、三周忌、などの法要を営むときに納骨されることが多いようです。

生前墓(寿陵墓)の考え方

お墓を建てることは仏事です。仏教では、仏事をすることを「逆修」といって大変功徳の高い善行と説いています。 事実「灌頂経」「地蔵本願経」というお経の中でお釈迦様は「生前に死後の仏事を修めておくと、その幸せは無量で計り知れない」と説いておられます中国でも寿陵は長寿を願うめでたい墓として、秦の始皇帝をはじめ、歴代の皇帝が作っています。 日本では聖徳太子が作られています。従って生前墓がいけないという根拠はなさそうですね。

墓石の方角

お墓は当初仏塔として、建てられたものです。そうだとすると、仏教では六方拝といって、東西南北上下六方をいずれも尊び、吉凶の区別は問わないとしています。その仏様が、あっち向きはだめ、こっち向きはだめと言われるでしょうか。供養するにふさわしい場所であれば、方角は関係ありませんね。墓地が北向きでどうしても気になるというのであれば、五輪塔をお建てになられたらいかがでしょうか。塔は四方正面ですからよろしいと思います。

ニューデザイン墓石

江戸時代から継承されてきた規格型三段墓石に対し、現代人にマッチした祈りの造形として作られる新しい形の墓石のことを総称してニューデザイン墓石といい、近年急速に普及しています。欧米では、昔からひとつひとつ形の異なるお墓を建ててきましたが、日本ではどんなに個性的な生き方をされた方でも、亡くなれば、画一的な没個性の規格型のお墓に祀られてきました。その背景にあったものは、仏塔としてのお墓があったからですが、その意義が薄れ形骸化したことに加え、死者の供養塔としてのお墓、家族の死後の住ま いとしてのお墓、この世に生きた証としてのお墓といったように求めるお墓が多様化したことによって、思いを込めた個性的なお墓作りがなされる時代になった ようです。